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西東京市の未公開土地はどこで見つかる?水面下情報の取り方【不動産屋の裏話】

西東京市の未公開土地はどこで見つかる?水面下情報の取り方【不動産屋の裏話】
  • 「毎日スマホで物件サイトを見ているのに、新しい土地が全然出てこない…」
  • 「出た!と思ったら、もう『契約予定』になっていた…」

西東京市(田無・ひばりヶ丘・東伏見など)での土地探しは、今や「情報戦」の様相を呈しています。

私の店舗にも、「半年探しているけど、一度もピンとくる土地に出会えていない」と疲れ切った表情で相談にいらっしゃるお客様が後を絶ちません。

でも、実はその裏で、ネットには一切出ないまま成約していく「未公開物件」が大量にあることをご存知でしょうか?

西東京市は、都心アクセスの良さと、農地や公園が残る住環境のバランスが抜群で、ファミリー層の人気が爆発しています。しかし、だからこそ表に出る前に「水面下」で勝負が決まってしまうのです。

この記事では、西東京市で土地探しが得意な現役の不動産仲介営業マンである私が、なぜネットに情報が出ないのかという「業界の裏事情」と、一般の方がその「水面下情報」を入手するための具体的なステップを本音で解説します。

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なぜ西東京市には「未公開物件」が生まれるのか?その裏事情

まずは敵を知ることから。

なぜ、これほどまでに物件が隠されているのでしょうか。

「出し惜しみしてるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はもっと複雑で、人間臭い理由があるのです。

1. 「ご近所に知られたくない」売主様の切実な心理

これが一番多い理由かもしれません。

西東京市は古くからの住宅地や農家さんも多く、近所付き合いが濃密なエリアもあります。

  • 「あそこの家、お金に困って土地を売るらしいよ」
  • 「相続で揉めてるんじゃない?」

そんな噂が立つことを極端に嫌う売主様は非常に多いのです。

そのため、「ネットには載せないでほしい」「看板も立てないでほしい」と釘を刺されることがよくあります。

結果、信頼できる不動産会社が抱えている「既存のお客様」だけにこっそり紹介して終わる、というクローズドな取引になります。

2. レインズ登録までの「空白の7日間」

不動産会社が売却依頼(専任媒介契約)を受けると、法律で「7日以内」にレインズ(不動産流通機構)への登録が義務付けられています。

逆に言えば、「登録までの数日間」は、完全にその会社だけの独占情報です。

西東京市のような人気エリアでは、この数日間のうちに、担当営業マンが「あのお客様なら買うかも!」と見込み客に電話をかけ、スピード成約してしまうケースが多発しています。

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皆様がスマホで見ている情報は、この競争を勝ち抜いて売れ残った、いわば「2回戦目」の情報であることが多いのです。

3. 西東京市特有の「生産緑地」解除待ちの渋滞

「2022年問題で西東京市の農地(生産緑地)が一気に宅地になる」

なんて話、聞きませんでしたか?

蓋を開けてみると、多くの農家さんが「特定生産緑地」として指定を延長したり、相続税対策でアパートを建てたりと、思ったほど市場には出てきませんでした。

ポツポツと出る元農地の分譲地も、開発業者が水面下で仕入れ、建売業者に卸してしまうケースが大半です。

「建築条件なしの更地」として一般市場に出てくるのは、本当にレアなケースと言えるでしょう。

ライバル不在?「西東京の水面下情報」を入手する3つのマル秘ルート

では、どうすればその「川上」の情報にアクセスできるのでしょうか。

ただ待っているだけでは情報は来ません。

ここでは、効果的な3つのルートをご紹介します。

【初級】地場に強い不動産会社の「会員登録」は必須

まずは基本中の基本です。大手ポータルサイトだけでなく、西東京市に強い地場の不動産会社のホームページから「会員登録(未公開会員)」をしておきましょう。

  • メリット: ネット掲載不可の物件情報がメールで見られるようになる
  • デメリット: メールが埋もれがち。本当に良い物件はメール配信前に電話で決まることも

「とりあえず登録」は大事ですが、これだけではライバルに勝てません。次のステップが重要です。

【中級】担当営業マンと「ホットライン」を作る

これが最も現実的で効果的な方法です。

一度店舗に足を運び、営業マンと顔を合わせて「本気度」を伝えておくのです。

  • 「〇〇さん(営業マン名)だから相談するんですけど…」
  • 「もし良い土地が出たら、一番に電話ください。仕事中でも出ますから」

こう言われると、私たちも人間ですから「この人のために頑張ろう」と思います。

メールなどの一斉送信ではなく、「個別の電話」がかかってくるようになったら、あなたはもう「優先顧客」です。

営業マンへのキラーフレーズ

「予算はFPに相談して確定しています。良い物件があれば、今週末にでも見に行って決断できます」 これを言えるお客様は最強です。営業マンにとって一番怖い「案内したけどローンが通らない」「親に反対されて白紙」というリスクがないと分かるだけで、優先順位は一気に跳ね上がります。

【上級】自分の足で稼ぐ「空き地・古家」チェック

これは少しハードルが高いですが、効果は絶大です。

希望エリアを散歩していて、「管理されていない空き地」や「雨戸が閉まりっぱなしの空き家」を見つけたことはありませんか?

もし見つけたら、私たち不動産屋にこう伝えてください。

「〇〇町のあの空き地、持ち主さんと交渉して売ってもらえませんか?」

私たちは法務局で所有者を調べ、手紙を書き、交渉することができます。

これを「物件発掘」と呼びます。

市場に出ていない土地を、あなただけのために交渉する。これぞまさに究極の未公開物件です。

正直教えたくない…「優先的に情報を回したくなるお客様」の特徴

ここだけの話、私たち営業マンの手元には「土地を探しているお客様リスト」が何十人もいます。

新しい未公開情報が入ったとき、誰から順に連絡するか。そこには明確な優先順位があります。

1. 「予算」と「条件」が整理されている

「いい土地があれば買いたい」という漠然とした方より、「田無駅徒歩15分以内で、総額5000万円以内なら買う」と決めている方のほうが、声をかけやすいのは当然です。

事前にFP(ファイナンシャルプランナー)相談などを済ませ、「自分がいくら借りられるか」を把握している方は、プロから見て非常に信頼度が高いです。

2. レスポンスが早く、決断の準備ができている

人気エリアの未公開物件は、情報の鮮度が命です。

「資料を送りました」と連絡して、1週間返信がない方には、次の情報は回ってきません。

「すぐ見ます!」「週末行きます!」と即答できる方には、次々と新しい情報が集まってきます。

3. 「あなたから買いたい」と言ってくれる(浮気しない)

不動産探しにおいて、いろいろな会社に声をかけるのは悪いことではありません。

しかし、あまりにも多くの不動産屋に同じ条件で依頼していると、「どうせ他で決まるかもしれない」と思われ、後回しにされることがあります。

「〇〇さんに任せます」という信頼関係が見えると、営業マンは社内の未公開情報を必死でその人のために確保しようと動きます。

【西東京市】未公開物件の「ニセモノ」に騙されないために

ここからが重要です。「未公開物件=お宝物件」とは限りません。

中には、売れ残っている事実を隠すためにあえて未公開にしている「ニセ未公開」も存在します。

冷静に見極めるための「プロのチェックリスト」を公開します。

チェック項目ここを見るべし(プロの視点)
相場より高くないか?「未公開だから特別」と煽られ、相場より高い価格で買わされていないか確認を。周辺の成約事例と比較しましょう。
土地の形状と道路西東京市に多い**「旗竿地」「セットバック要の狭い道路」**。建築コストが割高になり、トータル予算が跳ね上がる可能性があります。
法的制限(埋蔵文化財等)西東京市は遺跡(埋蔵文化財包蔵地)が多いエリアです。試掘調査が必要になると、建築が遅れたり費用がかかったりします。

【西東京市】未公開物件で勝った人、負けた人の分かれ道

最後に、実際にあった対照的な2つのエピソードをご紹介します。

成功例:予算オーバーでも「即決」して理想を手に入れたB様

B様は、田無エリアで1年以上土地を探していました。ある日、私の元に「これから売りに出る予定」の未公開情報が入りました。駅徒歩12分、南道路の好条件。ただ、価格は予算を200万円オーバーしていました。

私はすぐにB様に電話しました。「ネットに出る前の今しかありません。明日見れますか?」 B様は翌朝一番で現地を確認。ご両親にもその場で電話相談し、その日のうちに買付証明書(購入申込書)を出しました。 翌週、その土地の情報がネットに出ることはなく、B様だけのものになりました。「あの時、背中を押してくれてよかった」と今でも感謝されています。

失敗例:ネット情報に固執してチャンスを逃したC様

一方、C様は慎重派でした。私が未公開情報をお持ちしても、「ネットでもっと比較してから…」「他にもあるんじゃないか」と決断を先送りにしていました。 そうこうしているうちに、私が紹介した物件は別の不動産会社のお客様に買われていきました。 その後、C様は「あの土地以上のものが出ない」と悩み続け、結局3年以上経った今も、土地を買えていません。

「70点の土地が出たらGOサイン」。これが、西東京市のような激戦区で勝つための鉄則です。

よくある質問(Q&A)

Q
未公開物件を紹介してもらうのに、追加料金はかかりますか?
A

一切かかりません。 仲介手数料は、成約して初めて発生する成功報酬です。情報提供料などはいただきませんので、ご安心ください。

Q
ハウスメーカーは決まっているのですが、土地だけお願いできますか?
A

もちろんです! むしろ、ハウスメーカーが決まっている方のほうが、建物の予算が見えているので土地探しはスムーズです。「〇〇ハウスで建てたい」と伝えていただければ、そのメーカーのプランが入るかどうかという視点でも土地をご提案できます。

Q
会員登録したら、しつこく営業されませんか?
A

会社によりますが、最近は減っています。 昔のような「夜討ち朝駆け」の営業は、今の時代コンプライアンス的にもNGです。ご希望の連絡方法(メールのみ、LINEなど)を伝えておけば、しつこく電話が来ることは少ないはずです。

まとめ:情報の川上に行くために

西東京市の未公開土地を見つける方法、いかがでしたでしょうか?

「ネットで探す」という受け身の姿勢から、「プロと繋がる」という能動的な姿勢に変えるだけで、入ってくる情報の質は劇的に変わります。

土地探しは、タイミングと縁です。

でも、その「縁」を引き寄せるのは、あなたのちょっとした行動力と、私たち不動産屋との信頼関係です。

「まだ具体的じゃないけど、話だけ聞いてみたい」

そんな軽い気持ちで構いません。まずは一度、店舗に遊びに来てください。

あなたの理想の家づくり、その第一歩をここから始めましょう。

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