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練馬区で注文住宅、予算オーバーの真犯人は?「建物×土地」の黄金比率とプロが教える回避術

練馬区で注文住宅、予算オーバーの真犯人は?「建物×土地」の黄金比率とプロが教える回避術

練馬で注文住宅を建てようと思った時。

  • 「建物にお金をかけすぎて、練馬区内じゃ土地が見つからない」
  • 「土地を買ったら予算が尽きて、建物の仕様を削りに削って、結局建売みたいな家になってしまった」

こうした話は実は珍しくないんです。

私のところへ相談に来られるお客様の3組に1組は、この「予算配分の迷路」に迷い込んだ状態でいらっしゃいます。

なぜこんなことが起きるのでしょうか? それは、多くの人が「正しい順番」を間違えているからです。

この記事では、練馬エリアの不動産仲介の現場にいる私が、「なぜ土地探しの前にハウスメーカーへ行くと危険なのか」という業界の構造的な話から、2025年の最新相場に基づいた「練馬で失敗しないための予算の黄金比率」までを、包み隠さずお話しします。

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最初にハウスメーカーに行くと「予算感覚」が狂う理由

「家を建てるんだから、まずは住宅展示場でしょ!」

そう思って、休日にウキウキしながら展示場へ行き、素敵なモデルハウスを見学する。

営業マンに「夢のプラン」を見せてもらい、概算見積もりを出してもらう。

「建物で3,500万円ですね。素敵な家になりますよ!」

さて、ここからが地獄の始まりかもしれません。 もしあなたの総予算が7,000万円だとしたら、残りの3,500万円で土地を探さなければなりません。

データで見る「東京の土地」の厳しさ

練馬区で、諸費用込み3,500万円で買える「まともな土地」がどれくらいあるかご存知ですか?

正直に言います。かなり厳しいです。

2025年現在、練馬区の地価は上昇傾向(前年比+3〜6%)にあり、30坪の整形地なら5,500万円〜6,000万円がボリュームゾーンです。

3,500万円で探すとなると、「駅徒歩20分以上のバス便」か「20坪以下の狭小地」、あるいは「再建築不可に近い難あり物件」に限られてしまいます。

ハウスメーカーの営業マンは「建物を売る」のが仕事です。

彼らは悪気なく、あなたの予算の限界ギリギリまで使った「最高の商品(坪単価100万〜120万円)」を提案してくれます。

その結果、土地に回せるお金がなくなり、計画が頓挫する……これが最も多い失敗パターンです。

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だからこそ、「まずは不動産屋(私たち)に来て、現実的な『土地の予算』を確定させてください」

練馬特有の「隠れコスト」を知らないと詰む

「土地と建物にお金を払えば家が建つ」 そう思っていませんか?

実は練馬区で家を建てる場合、特有の「見えないお金」がかかることが多いのです。

これを知らずに予算を組むと、後で数百万円単位のショートを起こします。

1. 「準防火地域」のサッシ代増額

練馬区の住宅地の多くは「準防火地域」に指定されています。

これは火災に強い街づくりをするためのルールですが、建築コストに直結します。

具体的には、窓ガラスを網入りにしたり、シャッターを付けたりする必要があり、一般的な地域に比べて窓サッシ代だけで約100万円ほどアップすることがあります。

2. 「水道管の口径」トラップ

練馬区の古い家(古家付き土地)は、水道管の太さが「13mm」であることが多いです。

しかし、現代の生活(食洗機、シャワー、トイレ2箇所など)では水圧が足りず、「20mm」への交換を求められることが一般的です。

この工事費と加入金(納付金)で、約30〜50万円の追加費用が発生します。

予算の内訳チェックリスト

ざっくり計算ではなく、以下の項目を予備費として計上していますか?

  • 地盤改良費: 100万円(予備として。特に元生産緑地は要注意)
  • 外構工事費: 150万〜250万円(駐車場やフェンス)
  • 水道引込・増径工事: 50万〜80万円(古い管の交換など)
  • 準防火仕様オプション: 100万円〜
  • 諸費用(仲介手数料・登記・ローン): 土地建物総額の7〜10%

これらを引いた残りが、本当の意味での「建物本体にかけられるお金」なのです。

成功の鍵は「6:4」?練馬区における黄金比率

では、具体的にどうバランスを取ればいいのでしょうか。

地方都市なら「土地3:建物7」で豪邸が建つこともありますが、地価の高い練馬区では通用しません。

私の経験上、練馬で注文住宅を成功させる黄金比率は、ズバリ「土地6:建物4」、あるいは「土地6.5:建物3.5」です。

バランス比較表(総予算7,000万円の場合)

パターン土地予算(諸費用込)建物+外構予算結果のイメージ
A:建物重視2,500万円4,500万円【危険】 土地が見つからず計画頓挫。または極小地で3階建て。
B:バランス型4,500万円2,500万円【推奨】 駅距離はあるが整形地を確保。建物は地域工務店で高性能に。
C:土地重視5,500万円1,500万円【要注意】 駅近の良い土地だが、建物は超ローコスト住宅限定。

「せっかくの注文住宅なんだから、建物にお金をかけたい!」 その気持ちは分かります。

ですが、土地は「資産」として残りますが、建物は20年で価値がほぼゼロになります。

パーセルエステート奥村

特に地価上昇中の練馬区においては、「土地にお金をかけて(資産防衛)、建物は工夫でコストダウンする」というのが、賢い戦略だと言えます。

【練馬区】予算内で「理想の家」を建てるためのプロの裏技

「じゃあ、ショボい家で我慢しろってこと?」

いいえ、違います。お金をかけるポイントと、抜くポイントを見極めればいいのです。

「四角い家」は正義

建物の価格は、外壁の面積や屋根の形状で大きく変わります。

凹凸の多い複雑な形や、コの字型の中庭がある家はカッコいいですが、建築費は跳ね上がります。

総2階のシンプルな「四角い家(箱型)」にするだけで、数百万円のコストダウンになることも。

浮いたお金で、キッチンのグレードを上げたり、無垢の床材を入れたりする方が、毎日の満足度は高いかもしれません。

建物と予算に関するQ&A

Q
3階建てにすれば土地が狭くても大丈夫ですよね?
A

「用途地域」によります。ここが落とし穴です。 練馬区に多い「第一種低層住居専用地域」では、建物の高さ制限(10m)が厳しく、3階建てを建てると天井が低くなったり、斜線制限で部屋が削られたりすることがあります。 3階建てで土地代を浮かす作戦は、「商業地域」や「中高層住居専用地域」など、高さが出せるエリア限定のテクニックだと覚えておいてください。

Q
ローコスト住宅って実際どうなんですか?
A

最近の性能は侮れません。 「安かろう悪かろう」の時代は終わりました。耐震等級3や断熱等級5などを標準クリアしているメーカーも多いです。ただし、オプション(網戸やシャッターが別料金など)を追加していくと、結局高くなることもあるので、最終見積もりでの比較が必要です。

Q
不動産屋さんに工務店を紹介してもらうメリットは?
A

「土地との連携」がスムーズなことです。 土地の形状や法規制に合わせて、「この工務店ならこういうプランが入る」と即座に判断できます。また、土地と建物のローンのつなぎ融資などの手続きもワンストップでサポートできるので、お客様の手間が激減します。

まとめ

少し厳しい現実もお伝えしましたが、それはあなたに「家を建てた後も、余裕を持って暮らしてほしい」からです。

最高級の設備が整った家でも、ローンの支払いに追われて外食もできない生活では、本末転倒ですよね。

家は、家族が笑って過ごすための「器」です。

その器を作るために、無理をして中身(生活)を犠牲にする必要はありません。

もし今、 「ハウスメーカーの見積もりが高すぎて絶望している」

「自分たちの予算で、練馬に家が建つのか不安」 と感じているなら、ぜひ一度、当社にご相談ください。

私たちは、土地を売るだけでなく、「あなたの予算内で、最大限に豊かな暮らしを実現するパズル」 を一緒に解くパートナーです。

まずは、電卓を片手に、ざっくばらんなお話をしましょう。プロとして、忖度なしの「最適解」を提案させていただきます。

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